東日本大震災震災復興支援コンサートツアーのご報告
2011.12.10
2011年11月21日〜24日まで、
僕ら(RuKaPoN)は東日本大震災復興支援コンサートツアーの為
宮城県仙台市に行ってきました。
何かをしなければ、何かできることはないかと思っていた僕ら
各々にいろいろな気持ちを抱き宮城県に入りました。
コンサートを行う園は7ケ園
あまり被害が大きくなかった園に
園舎が津波で流されてしまった園
さまざまな園がありました。
被害が大きくなかった園でも先生方に話を聞くと
「大きな揺れとともに停電になり、子ども達の上着を着せ寒くならないように皆でかたまっていました。
それでも寒いので園バスに乗り込んでエンジンをかけ暖をとっていました」
僕はメディアが伝える被害しか頭になく知らないところでも様々なことが起こっており、たくさんの子どもたち大人達が
みんな被災者なんだと その話を聞いて思いました
それから、園舎が津波で流され 倉庫を借りて幼稚園をしておられる園長先生にもお話を聞きました
「今は子どもの人数が半分しかいなくなりました。このままでは運営が厳しく来年は閉鎖しようと思っていました
でもね・・・子ども達が笑顔で駆け寄ってこう言うのですよ
『園長先生!いつ新しい幼稚園ができるの?』って・・・・・
私はそれを聞いたときにやめてはいけない 頑張ろうと思いました」
言葉がでませんでした・・・・
その園でコンサートをしたのですが
ある女の子が両耳を手でおさえて僕らのコンサートを見ているのです。
にこにこ笑って 飛んだり跳ねたりして遊んでいるのですが 決して耳から手を離さない
大きな音が 怖いのですね
心と体がまだつながってなく
心では楽しいのに体はおいついていない
こんなにまだ幼いのに 女の子の心はとてつもない傷を覆ってしまったのだ
そう思うと 自然とギターの弦を抑える指に力がはいりました。
涙がでそうでした・・・・
今回、このような機会を与えてくださった
京都仏教保育園協会の皆様
仙台で快く迎えてくださいました各園の皆様
心からありがとうございました。
僕らは僕らなりに東北のみなさまに少しでもお役にたてればと考えております。
必ずまた東北に行きますので いつでもお声掛けくださいね
最後に僕から・・・・・
また!元気いっぱい!!遊ぼうね!!!みんな!!!!(^0^)!!!!!!!!